最後に「単数形と複数形」のクイズがあるのにこの記事を読まないということはまさか使い分けに自信がないのですか?
この記事の目的は、
あなたが英語の「単数形と複数形」を
「正しく使えるようになり、かつ使い忘れないようになること」
です。
僕はあなたが単数形、複数形の使い間違い、
もしくは使い忘れで恥を書くところは見たくありません。
なので、
以下の文章を頭に叩き込んでください。
「英語の名詞は必ず複数形と単数形に分けられる」
いいですか?
「英語の名詞は必ず複数形と単数形に分けられる」のです。
I eat apple.
He likes car.
You love tomato.
全部間違いです。
なぜか?
「英語の名詞は必ず複数形と単数形に分けられる」からです。
でも日本語ではそんな区別はしないので、
”I bought bicycle”とか言ってしまいがち。
*この記事では単複同形の名詞(単語)は一旦無視して
話を進めます。
単数形の名詞と複数形の名詞の違い
単数、複数の意味を「1つだけ」「2つ以上」
というものより掘り下げると
名詞が単数の場合は
それが「あるのひとつのもの」であることを意味し、
名詞が複数形の場合は
それが「不特定多数のもの」であることを意味し、
名詞が単数でも複数でもない場合は、
それはもはや「概念」になります。
もしくはイデアです。
プラトンです。
つまり、単数系でも複数系でもない
名詞を使うと「お前はプラトンか」って言われます。
*概念を表してしまうのはガチです。
名詞の単数形、複数形を間違えるか、着け忘れるとこうなる
単数系、複数形でミスると、以下のようになります。
「不特定多数のもの」について聞きたいのに、
単数形にすると?
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"Do you eat an apple?"
君はある一個のリンゴを食べるかい?
"Which apple are you talking about?"
どのリンゴのこといってんの?
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「君はある一個のリンゴが好きかい?」
この文が不自然と感じる方は多いと思います。
もちろん僕も変だと感じます。
不自然な理由は、
「普通の人はリンゴなら別になんでも(どんな銘柄でも)食べる」からです。
他にも、
「ステーキ食べる?」や
「本読むの?」など、
ステーキでも本でもその他なんでも、
ある具体的な一個を対象にして話さない限り、
全ての名詞は複数形になります。
Do you eat stakes?
Do you read books?
「あるひとつのもの」について聞きたいのに
複数形にすると?
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"Do you have cars?"
車(多数)もってる?
"No,I have one car."
いや、一台ならもってるよ。
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日本語で「車持ってる?」
と聞くとき、相手が1台所有していることを
想定しますよね?
それは英語でも同じです。
このように、普通一つしかないものを
間違えて複数系にすると、
上記の会話のように変な感じになり得ます。
単数形、複数形を使い忘れないようにするには
もうすでに、これを読んでいるあなたは、
名詞を単数形か複数形のどちらかにし忘れること
は少なくなったと思います。
それがイケないことだとより以前より自覚したからです。
より忘れにくくするために、
以下のクイズに答えてください!
以下は僕が新宿の中華屋で取った写真です。
"We have an English menu"
と書いていますが、これだと何がおかしいでしょうか?
答えは・・・
"We have an English menu"
「当店には英語のメニューが一冊だけあります」
そう、"English menu"が複数形になっていない
ことがおかしいのです。
単数形、複数形を間違えると
こんなに変なことになってしまうので、
本当に気をつけてください。
まとめ
おい、「イケてるメンズ」とか言ってるやつ、
メンは"men"だけでとっくに複数形になっとんねん!
失礼、
僕は複数形、単数形の扱いに気をつけているので
ついカッとなってしまいました。
まとめですが、
ぶっちゃけ
実際の会話で複数形、単数形を間違えても
相手は察してくれるのでそんなに支障はありません。
でも、単数と複数の区別の強くない日本人は
「間違えないように注意しよう!」
と強く思うぐらいでちょうど良いと思います!
単数、複数を間違えると幼稚に聞こえますし、
もしかしたら会話が成立しないことも有りえるからです。
名詞は絶対単数系か複数形にする!
そうしないと例のクイズの看板のように
バカにされるかもしれないので、強く意識してください。
あと、「複数形、単数形」の話はもう少し奥が深く、
単数形でも複数形でもない「不可算名詞」や、
「複数形にできるけど複数形にしてはいけない名詞」
などいろいろあってカオスです。
まとめなのにchaosですみません。
あなたがこの記事を読んで、
「よくわからんけど単数形と複数形に気をつけよう」
と思ってくれたなら、僕はもう満足です。
ナオト